学校もまじめに行って、就活も動いてて、バイトもして、充実してる。でも毎日は勝手に流れて終わってまたおはようから。またこんな明日が来ると思うと嫌で嫌でしかたない。

でもやめないわけで。一度全部放り出して、逃げに逃げたから結果はもう知っている。

あの虚脱感とぬめりが毎日体を襲い、毎晩悪夢を見て飛び起きる。

でも朝がきたら笑って全部こなさなきゃいけない。きづけば震えて言葉も見つかんなくて、考えただけで全てが崩れていく。

だから酒に逃げて何とか自分を取り繕う。

思考なんかとうに停止して、この胸の蟠りを向ける場所もなくて、ただ飲んで適当な言葉で隙間を埋め合わせる。でも隙間なんて埋まるわけもなくて、ただつらい。

幻を信じちゃいないけど信じ始めていた自分がいた。ただむちゃくちゃになって泥だらけで飛び込んできて体に入ってくるようなそうゆう物を欲してた。今も欲してる。

あふれる程に入ってきてもうお腹いっぱいになるくらいの。

欲がでて、そんな希望が嬉しくて。

もう無理なんだろうか、変わってしまったんだろうか、何一つ変わっちゃいないのに。

またそうやっていつかみたいに。